目的を定めて効果的に運用しましょう
アカウントができたら投稿を始める前に目標やターゲットとなる顧客像を明確にしましょう。
最初に方針を定めておくと、投稿を考える際に役立ちますし、長期的にブレないアカウントになります。
アカウントの運用目標を設定しよう
アカウントの準備ができたら、Instagramで発信する内容を設定しましょう。
最初にゴールを決めておけば、投稿内容にも一貫性が出やすく、方向性が合っているか確認しながら進めていくことができます
最終的なゴールを設定する
はじめに、Instagramで発信することでどんな効果を期待しているのかを明らかにしましょう。
多くの場合「ブランドの魅力を知ってもらい売り上げを増やす」ことが最終目標になると思いますが、例えば「既存顧客一人当たりの購入数を増やす」と「これまでとは異なる層の顧客を取り込む」のでは発信する内容や適したアプローチが変わってきます。
最初に大きなゴールを設定し、そこから逆算してマイルストーンを置いていくと、考えやすいです。最終目標として「売り上げを伸ばす」を掲げたら、それを達成するために「ブランドの認知度向上」が必要、そのためにはInstagram上でのブランドへの言及数を増加させることが必要、そのためには「フォロワー増加が必要」…
とブレイクダウンしていきます
具代的な数値や期間を決める
最終目標から手近な目標まで出揃ったら、今度は3ヶ月でフォロワーを50人増やす、週4回、1ヶ月に16回以上は投稿する等、できる限り具体的な目標を設定しましょう。
具代的な目標が決まっていると、あとどれくらい行動すれば達成できるか、運用の方向性があっているのかをチェックしやすくなるでしょう。
目標設定に困ったらまずは運用する
運用を始めたばかりだと、どのような指標を設定すればいいんだろう、指標に対してどのくらいの数値を目標に設定すればいいのか分からない
ということもあると思います。そんな時は数週間実際に投稿してみて、反応を見ながら現実感のある目標を決めていくのがオススメです。
一度設定した行動目標、数値目標は途中で修正しても構いません。運用を続ける中でこの数値は大きすぎて現実的でない、週2回投稿では少なすぎるから3回にしてみよう等、やってみて初めてわかることも多いので柔軟に決めていきましょう
ポイント
メインターゲットはどんな人にするか顧客理解を深める
目的や目標が決まったら、誰に向けて発信するかをイメージしましょう。実際の顧客について知ることで発信する内容や伝える方法も変わってきます。
実際の顧客を意識して発信しましょう
商品開発や情報発信を行う際は、商品や情報を届ける相手を意識し、その人の需要を満たすにはどうしたら良いかを考えます。
届ける相手が変われば、必要とされる情報や伝え方も変わってきます。
誰宛に書いてるかわからない手紙を書くのはとても難しいですが友達のAさん宛ということであれば、こんなこと知りたそうだな、こんなこと言えば喜ぶな、などアイデアや伝え方のイメージが湧くように、Instagramも同様に相手を意識して発信する内容や言葉遣い、デザイン等を考えると刺さるコンテンツになります。
顧客について知る方法は、次のようなポイントを見るといいでしょう
ブランディングの方向性
自社の商品やブランドについて、どのようなカテゴリやタイミングで顧客に思い出してもらいたいかを設定しましょう。このブランディング方針により、Instagramに投稿するコンテンツの内容が決まってきます。
自社商品を最初に思い出してもらう
商品が顧客から選ばれるには、手に入るのか?存在を知っているのか?特徴を知っているのか?欲しいのか?いくつかの条件をクリアする必要があります。
そのためには、自社の商品やブランドがさまざまなタイミングで1番に顧客の脳内に思い浮かぶ存在になるようにします。
例えば、顧客がお手頃な価格の洋服が欲しいと考えた時、複数のブランドやメーカーの中から自社ブランドが真っ先に思い出されれば、購入につながる可能性が上がります。
そうなるようブランディングの方向性を決め、その方針に沿ってInstagramを活用します。
ブランディングの考え方
商品と関連する引き出しを増やしましょう。
お手頃な価格の洋服といえば〇〇、のように、自社商品を△△といえば〇〇と連想してもらえる切り口を増やしていきます。
顧客が引き出しを開けてすぐに見つけられるポジションにいれば、購入につながる可能性がグッと上がります
投稿の内容を決めましょう
これまでに決めたアカウントの運用目標、ターゲットとなるユーザー、ブランディングの切り口を踏まえて、実際にどのような投稿をしていくか整理していきましょう。
そもそも、Instagramを集客や広告に利用できるの?
って疑問に思う方はこちらを参考にしてみてください!
メインで伝える情報はどうするか
アカウントの目標、ターゲット層、ブランディングの方向性をヒントに、主にどのような情報を発信するかを決めておきます。
新しい顧客を増やしたい場合は、ターゲットとなるユーザーへの理解を深め、それをもとに伝える内容や見せ方を決めていきましょう
同じ商品でもどこを見せるか、誰に見せるかによって投稿の作り方は様々です。顧客の状況やブランディング方針等で切り口を考えることで適切なアイデアを生みやすくなります。
フォロワーに提供する価値を考えましょう
アカウントを通じてどのような価値をフォロワーに提供するのかを明確にし、その価値を提供できるコンテンツを一貫して発信することを心がけましょう
新規顧客に対して
発信したい情報を一方的に伝えるのではなく、この情報は誰にとってどんな価値があるのかを考えながらコンテンツを作成することで、継続して閲覧する価値のあるアカウントに仕上げることができます
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